キャバクラ店舗で、お店の小口現金の使い込みが発覚するケースがよくあります。
使い込んだ側は、"ちょっと借りておいた"くらいの気持ちで行っているようですが経理担当者の立場からすれば、現金が合わないのはあり得ない事であり、そう言った話をまれに耳にすします。
経理担当者は、現場のことがよく解らないし、店舗担当者は経理のことはよく解らない為に起きるすれ違いなのかもしれません。
VENUS導入店では、釣銭と小口をまとめて、毎日しっかりレジ締めをすれば、そのような事は起きないのですが会計士に釣銭と小口を分けて管理するように言われているお店もあり、現金の管理は、しっかりとしたいものです。
先日お伺いした店で、お店の小口現金を電子マネーを使用している所がありました。
お話をお伺いすると、小口現金が合わないケースが頻繁にあり、経費精算所と領収書がよく解らないと経理担当者に言われ電子マネーを利用して小口に現金を使わないようにして、管理するようにしたそうです。
電子マネーで小口経費を管理することにより、お店の経費精算の作業はなくなり、何より経理担当者は、お店の小口金額の動きが電子マネーの明細書を確認するだけで、明確になるので、かなり楽になったそうです。
後でわかった事らしいのですが、結局そのお店も担当者が小口現金を私用で使い込み、定期的に足らない分を自分で補填していたようで、何が何だか自分でもわからない状態になっていたそうです。
お店は夜営業しているのですが、経理担当者は昼間勤務しているので、行き違いになる事もあり、お店と事務所のやり取りだけでも大変です。また、キャバクラのように夜の営業では、お客様にお酒を飲まされて、管理業務が疎かにありがちなので、その辺を考慮した管理体制を整える事も大切なのかもしれません。